Slic3r設定詳細【Skirt and brim】

更新間隔が年単位で空いてしまいました。ご迷惑をおかけしました。 更新再開初回投稿は、Print Settings内にある「Skrit and brim」について調べました。

SkritとBrim

Skirt

Skirtとは造形物本体を、出力する前に予備段階として出力されるものです。なぜ予備出力するのかと言いますと、ノズル昇温中などに液状化したフィラメントがノズルから垂れてしまい、結果ノズル内が一時的に空になることで本体出力開始すぐにフィラメントが出てこないことがあるためです。
・Loops(minimum) — skirt周回数指定
スカート周回数の指定スカートは本体の外周を加工用に出力されますがそれを何回繰り返すかを指定します。
・Distance from object — skirt出力位置指定
周回位置の指定スカートを本体の外周何mmの位置に出力するかを指定します。
・Skirt height — skirt積層数指定
スカートのX-Z方向の周回数はLoopsで指定しますが、Y方向(積み重ね)のレイヤー数はSkirt heightにして指定します。
・Minimum extrusion length — skirt最低出力長
スカート出力長の最小値本体が十分な大きさを持っている場合はSkirtはその外周に出力される特性上、必然的にノズル内部を充てんするに足りる出力を行えることが想定されます。ですが、本体が小さい場合Skirtの出力が短くなってしまいノズル内部を充てんしきれない状況も想定されます。その場合を防ぐため設定した数値分はスカートを吐出します。

Brim

Brimとは最初のLayerのみ本体の周りに本体と繋がるように出力される部分です。本体形状などでベッドとの接触面積が小さい場合、造形中にベットから造形物がはがれることを防止する目的があるようです。
・Exterior brim width — 外側方向のBrimの幅
・Interior brim width — 造形物内の穴の内側のBrimの幅

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